2010-09-09

HTML5って何?

WEB 業界で仕事をされている方であれば、ここ1 年ぐらいの間に、1 度は「HTML 5」という言葉を耳にしたことがあると思います。動画の活用がこれからのWEB マーケティングの主流だなんていう話の中にも良く「HTML 5」の事が出てきます。
ただ、正確に「HTML 5」について、答えられる人も少ないかも知れませんので、ここで簡単にまとめておきたいと思います。

■「HTML5」とは

Web記述言語「HTML」の次期バージョンのこと。今後、Web技術の標準化を進める団体「W3C(World Wide Web Consortium)」によって2012 年に正式に勧告される予定。
ちなみに、現行の「HTML 4」は、1997 年にリリースされています。

■「HTML4」との違い

現行の「HTML 4」の主な目的が「文書の作成」であるのに対して、「HTML 5」では「Webアプリケーションのプラットフォームに対応する」「マルチメディア対応」が重要な要素として、プラスされてきています。

もう少し具体的に例を挙げると、例えばこれまでブラウザで動画を見ようとするとFlashを再生できるプレーヤーがないと見れませんでしたが、「HTML 5」ではJavaScriptを組み込むだけで、見れるようになります。
実際に、「YouTube」では、Flashの代わりに「HTML 5」を利用した試験運用を開始しています。

これ以外にも、ページ内の文章構造を明確に表示するタグ機能があり、「ここが本文ですよ」と書かれたタグを設けることで、検索エンジンがページを見つけやすくなり、結果的に検索精度の向上につながるというメリットが出てきます。

対応ブラウザなどの情報に関しては、後日また情報を整理したいと思います。

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