最近は、私も聞かれることが少なくなりましたが、ASPのセールスをしていると、今でも時々聞かれます。改めてですが
ASP=Application Service Providerの略=アプリケーションをWEB経由で提供する企業
SaaS=Software as a Serviceの略=ソフトウェアをパッケージではなく、WEBサービスとして提供
という意味です。
とはいえ、正直どちらも同じような意味であり、「うちはASPサービスを提供しています」と言っていた企業が、それでは、最近の時流に取り残されるなという事を感じて、「うちはSaaS事業者です」といっているパターンは良くあります。
かつて、ASPサービスは、利用するネットワークの環境やPCの性能の問題で、パッケージサービスと同様の機能が、提供できなかったため、それほどメジャーになりきれなかったけど、ここ数年の環境の改善で、使える物になったので、新規一転でイメージチェンジをしたといってもいいかもしれません。
また、話は脱線してしまいますが、SaaSサービスが注目されるようになった、見逃してはいけない要素としては、経済環境の変化はあるかと思います。
- 企業が設備投資(特に直接収益を生まない部門への)に慎重になった。
- 競合企業に勝つために、投資をする際には、スピード感を以前にまして重要視するようになった。
- 業務から撤退する際のリスク管理も以前より考えるようになった。
この3つは、現場でセールスをしていると非常に実感するようになっています。
特に、「2」は強く感じます。
セールスする側も、対応のスピード感が以前にも増して重要な評価ポイントになってきているなと、感じる昨今です。
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